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親業訓練インストラクター 式場敬子 親業 親だって人間!

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今、期間限定(?)の乳母生活を送っています
赤ちゃんがいる暮らしは、笑いにあふれているけれど、
「ご機嫌がいい時、今のうちに食事の下準備をしておこう」など、細切れの前倒しの家事が懐かしい感覚です

こんな毎日の中で見えてくるのが「見えない家事」
たとえば・・

赤ちゃんのオムツ替えの時に
妻「オムツ取って」
夫(オムツをとってわたす)
普通はここまでかな?
でも実は妻は動きたがる赤ちゃんのオムツ替えで奮闘中
できたら、オムツ替えの間、赤ちゃんの気を紛らわせていたり、
オムツを捨てたりすることまでをしてくれたら大変ありがたいと思っている

あるいはこんな場面・・
離乳食作りの時、赤ちゃんが台所でお母さんの足元にまとわりついている。
でも赤ちゃんはわりとご機嫌。
なのでお父さんは向こうでスマホをいじっている
でも、実は妻は「今、急ぐことをしていないのだったらこの子を見ていて」と言いたい。でも言うタイミングがつかめないまま・・

ごみ捨ての場面では
妻「ゴミ、出しておいてね」
夫「うん」
夫はごみ収集所にゴミを出しに行く。
でも、家のごみ箱に新しいゴミ袋をセットしたりするところまではしない。
妻はそこまでが一連の「ゴミ捨て」の仕事と思っているので、なんだか釈然としない

夫からしてみたら
「だったら言ってよー」というところなのだろうが
妻も、なんでこの日常の中でのこまごまとしたモンモンがたまるのか・・
私から言われる前に「夫が自分で気づいてくれたらいいのに・・」と思っている。

きっとこれは体験なのかも・・・
一人で(そう、一人で
オムツ替えをする。
赤ちゃんの機嫌や様子、安全に気を配りながら家事をする。
ゴミ捨てに行って、家でごみを捨てようとしたら、ゴミ箱に袋がかかっていなくて「あっ!」と思う。

あるいは
気づいてほしいことがあったとしたら
「こうしてほしい」+(なぜなら・・という)「理由」があると、相手は協力をしやすくなるのでしょうね・・

娘の夫は、育児に毎日関わっているので、「見えない家事」ごと自然にこなしています。(ウラヤマシー

ちなみにわが家の夫は長年の私の指導(?)があってか
気づかずにいると後で大変気まずくなることを痛いほど体験しているので
ゴミ出しの後は新しい袋をセットしています