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その子二十・・

 | 2015-01-21 | 
次女が成人式の日
母が与謝野晶子の歌をベットにいながら詠みました。
「その子二十 櫛にながるる黒髪の おごりの春のうつくしきかな」
母は暗唱していたんですね・・古典も大好きな人でした

家にもたくさんの本があり
私にも「もっと本を読んだ方がいい」(「あなたは本当に本を読まない人ね」という表現だったと思います)と
言っていました。
(私はその当時は「ベルばら」から世界史の本をちょっと読む程度だったのかも・・

今更ながら、母からもっといろいろなことを教わることもできたのになぁ・・と思います。
本の文字で知るだけではなく、作者に対する母の思いや、その当時の時代背景、文学への親しみ方など
もっとハイソな話もできたのでしょうね・・
母が本を楽しんでいる時も、私の興味はもっと現実的な日常に向いていたのかもしれません。

季節の移り変わりを感じるとき
母がよくしていたこと、言っていた言葉を思い出します
母と同じような文学乙女?にはなれなくても
その時その時の情感には敏感でいたいです