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ごめんね。お義母さん。

 | 2014-04-27 | 
ゴールデンウィークに、夫の実家にまだ赤ちゃんだった子どもを連れて帰省した時がありました

義母は子ども好きなので、とても喜んで、満面の笑顔で待っていてくれました
ただ、もう足腰が弱く、座ったまま抱っこしてあやしてくれることがほとんどでした

子どもといえば・・
いつまでも変わらない景色のなかであやされているので
そのうちにぐずりだし、私は機嫌のワルイ子どもを横目で見ながら、何も言い出せず、なんだか落ち着かない気分でいたことがあります

「少し目先の変わったことをしてくれないかなぁ・・」
「座ったままあやしていても、子どもはすぐに飽きてしまうのよね・・」
などと、子どもの面倒をみてもらっているのに
勝手なことを思っていました

ただ・・
今ならわかるんです!
「安全のために」座ったままあやしていてくれたことが・・

私はこのトシになって
なんでもない所でコケたり、とっさの動きができなくなったりして
慎重に動かなくては・・と思うようになりました。(時々忘れてケガをしては「シマッタ!」と思ったり・・)

なので
義母は自分が立ち上がってあやしたりすることは危ないと思い
何より自分が安全な状況で孫の相手をすることを知っていたのでしょう・・

ごめんね。お義母さん。
そんなことに思いをはせることもなく、
私はただただ、自分の子どもに良いことをして欲しいと要求の気持ちだけを持っていました。

今日は義母が好きだった「都わすれ」の花を飾りました。
ありがとう。お義母さん