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調査員の人を慰めた母

 | 2012-05-09 | 
介護保険の認定のために
調査員の方が母のところに訪問しました。

母は、誰かが家に来るとなると
なんだか妙に力が入って、シャキッとすることが多いのです

いつもの母を見てもらいたいので
「いつも通りでね・・」と言っておきました。

調査員の方(女性の方)がいらして
一通りのやりとりが終わり
その方が、母に「お嬢様(私のこと)は何をしていらっしゃるのですか?」と尋ねたそうです。
母「親業というコミュニケーションの講師をしています。」
調査員「そうですか・・私も子どもたちが小学校の頃、確か親業を知りました。」
母「そうなんですか・・」
調査員「あの時、もっと学んでいれば、もっと良い子育てができたのに・・子どもたちにはかわいそうなことをしてしまいました・・今となっては遅いのに・・」
などと語りだし、さめざめと泣き始めたそうです

母は「きっと、お子様たちも、あなたのような歳になればわかると思いますよ。みんなそうなのではないですか・・?」
などと、慰めたとのこと・・

ふつう、お年寄りが「最近ここが痛くて」とか「眠れなくて」とか言って
調査員の方が話を聞くことが多いのでは・・と思っていましたが
なんとその逆

でも、母も人の役に立ったのかな・・?

母の話を聞くことは、
時々飽きてしまうこともありますが
母の口から語られる言葉はハッとするほど鮮明で
母の生きてきた時間の重さを感じたりもします。