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親業訓練インストラクター 式場敬子 親業 親だって人間!

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先日、ある受講生さんがこんなことを言われていました。
「息子が言いたかったことって、実は違っていたのかも・・・って後になって気づくんですよね・・・

私も
家族が「あ~あ、もうやんなっちゃう!」と言っているときなど
本当にイヤでたまらなくって、いますぐ何かを辞めたいと思って言っているわけではないとはわかっても
その真意を瞬時に聞き取ることは、なかなか難しいと感じることがあります

心=言葉(自分の気持ちと全く同じ表現)で表すことはなかなかないから
「何を言いたかったのかな?」

言葉や表情からの情報を頼りに
相手を理解しようとする
(時にはいっこうにわからなかったり、ズレていたり・・・)

後になって「そっかぁ・・・それを言いたかったんだぁ・・・」って気づいても
後になって気づくことが大事なことのような気がします


今年も地域の中学校で、若き14歳のみなさんに、コミュニケーションについてお伝えする機会をいただきました。

学校のお祭りで恒例のお化け屋敷をやりたい子どもたちと
それに反対する教師を私が演じて
ロールプレイで実際にやりとりをしてみました。

生徒「お化け屋敷やりたいんです!
教師「今年は学習的要素を取り入れるので、お化け屋敷はナシです。」

生徒「学習的要素ってなんですか?」
生徒「毎年やってきたのにおかしいじゃないですか
生徒「そもそもお祭りだから、勉強はやらなくていいんじゃないですか?」
などなど
私(教師役)がお化け屋敷をなくそうと主張すればするほど、生徒からの反発が返ってきます。(タジタジです・・・

今度は教師役は対応を変えてみました。
生徒「お化け屋敷やりたいんです!」
教師「そうか・・お化け屋敷をやりたいんだ。」
生徒「毎年やってきたから、今年もやりたいんです。」
教師「前々からやってきたことだから、今年もぜひやりたいんだね。」

すると・・・
生徒からの反発はほどなくなくなってきて
私が「もっといろいろ言っていいよ」と言うと
「いや、もう言うことないっス」という返事

自分が言いたいことが
相手にきちっと伝わったことがわかると
それ以上言い張る必要がなくなることを
私も、参加された生徒さんも、同時に学びました

そしてこの後は
「じゃ、どうしようか」という
建設的な話し合いのプロセスを体験をする時間を持ちました


不登校の子どもが学校に行くようになった。
何も話さなかった子どもと話ができるようになった。
親子の断絶が解けた。
自分の意見が言えるようになった。
嫌いな人とも上手くつきあえるようになった。
人間関係がとても上手くまわるようになった。

結果としてそうなることもある。

でも、違うんです・・!

そうなるまで
必死に自分と向き合い、相手と向き合い、
何度も自分に失望し、自分を責め
それでもあきらめずに関係づくりをしようとしてきたからなんです。

私が
一番大事にしたい家族との会話さえ上手く行かず
学び始めたゴードン・メソッド。
人に真剣に向き合おうとしたら、付け焼き刃的なコミュニケーションスキルだでは太刀打ちできない。

だからこそ学ぶ価値がある。
飛び込んでみる勇気も出る。

今日も不器用なまま、相手の心に思いきって飛び込みます。







子どもたちがまだ幼く、私が子育て一本!という生活を送っていた頃
夫が会社の研修で受けたセミナーのことを話してくれたことがありました。

それは
「相手にプラスストロークの言葉をたくさんかけるとよい」という内容でした。
しばらく学問的なものから遠ざかっていた私にとって
とても新鮮で印象に残ったことを覚えています

先日、
若き働き盛りのパパ達に
コミュニケーションのセミナーを行う機会がありました。
「早速妻との会話に活かしてみます!」
「家庭だけではなく、仕事でも役に立つスキルと考え方です
「子どもの言っていることを理解したら、言葉にして共感することが大事とわかりました
などと、前向きな感想がたくさんあって

みなさん、今日、ご家庭に戻られて
どんなお話をして
どのような会話を試されるのかな・・・
想像してみるだけでも
心が弾む感じでした。

家庭が充実して
仕事に向かう気持ちにも張りが出て
公私ともに実りある人生を歩まれますように・・・と心から思いました
子育て真っ最中の頃
「こんなイライラ気分屋のお母ちゃんのところにいて、子どもたちはカワイソウ・・ごめんね
「よその母達は、みんな私より大らかでのびのびと育児をしているなぁ・・・」
「私はダメねぇ・・すぐカッとなっちゃうし・・・
そんなことを胸に抱きながらの毎日でした。

でも、
親業の講座に出て学ぶうちに
「私だけじゃないんだ・・・」
「みんなそれぞれの悩みや葛藤があるんだ・・」とわかって
すこーしだけ自分が受け入れられるようになりました

そうしたら
子どものことも
柔らかな目で見ることができるようになってきました

今、講座で出会う方達も
「子どもを思うからこそ、あれこれと悩んでいるのは私だけじゃないとわかってホッとしました」という感想を言われます。

少しだけでもいい。
前を向いて歩き出す人たちを見るのは
本当に心が洗われます
ありがとう