親業訓練インストラクター 式場敬子 親業 親だって人間!

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親業について 講座 講演会 QandA コラム 活動内容~式場敬子のお仕事~
母の妹(叔母)から、時々電話がかかってきます。
前は、私が出かける前だったりすると
急いでいるときに、とりとめもない話(ごめんなさい)を聞くことはできなくて
そのまま電話に出ないでいることもありました

でも
電話の表示板が光って「あ!〇〇叔母さんだ!」とわかると
最近は電話に出るようにしています。

私「もしもし」
叔母「あ!けいこちゃん?〇〇だがね。」
私「あ、叔母さん、こんにちは!」
叔母「元気にしとった?そっちは雪はどうだかねぇ・・」
なーんてことから、いろいろと話があっち飛び、こっち飛び・・

私は、叔母の声と訛りから
母を重ね合わせて
たまらなく懐かしく、愛おしくなります

母と一番歳が近かった叔母。
母と一緒に過ごした時間が長かった少女時代。
母が入院したときには、まだ幼かった私の世話にかけつけてくれた叔母。
電話をしてきてくれてありがとう
長生きしてね




地域の塾で週2回ほどアルバイトをしています

ある幼児さんが私に
「なんでこのお仕事をしようって思ったの?」と聞いてきました
私は「面白いことを真面目に聞いてきたなぁ~」と感心して、
私「へぇ・・なんでだか聞きたくなったの?」
幼児さん「うん。」
私は少し考えて・・・
「そうだなぁ・・人の役に立ちたいと思ったからかなぁ・・」と答えました。

すると、その幼児さん
「うん。それはいいことだと思うよ。」と、プリントの問題に取り組みながら答えてくれました

おぉ~
とても真面目なやりとりをした私達・・

真剣に聞いていくる幼児さんに
真剣に向き合った新鮮な体験でした
明日からまた、家族はそれぞれの持ち場に戻って行きます

休みの間は
日常を忘れて・・と思いながらも
仕事が始まったらもうこんな時間は取れないから・・とか
仕事がいつも通りのルーチンになるまでの手順を想像してしまっていたり
スタッフへのお土産を数えたり・・と
なんだかワークから完全には抜け出せない自分もいます

ただ
いつもより丁寧に時間を過ごし
家族の温かみをあらためて感じたあとは
まっすぐにまた明日へと向かって行けそうです


母のなます作り

 | 2017-12-30 | 
母は、暮れになるとなますを作っていました。
今のようなキッチンとは違い、実家の台所は北向きで、底冷えのする中、トントンとリズミカルに大根を細く切っていた姿を覚えています。
菜切り包丁で刻まれた、細く細く透明な大根が黄金色のボールにたくさん積み上がっていきました。

私も母に書いてもらった作り方で
なますを作ってみました。
もう、包丁を握れなくなった母に持っていったところ
「酢が強い。それに大根も太い。」と、さんざんでした。

今年も
母に書いてもらったメモを見ながら
なますを作りました。
酢も強いかもしれない。大根も母の切ったものに比べたら太いかもしれない。
でも
母の懐かしい字を見ながら作るなますは、母を近くに感じるひとときです。

白い割烹着を着て
台所で手を動かす母を思いだしながら・・・


昨日の夢に母がでてきた
私はなぜか学生で、バタバタと朝ご飯を食べているらしい
食べたお茶碗もそのまま、遅刻してしまうのではと気にしながら気ぜわしくしている

母が「胃薬、どこかしらねぇ・・」と言っている。
私は「そっちのケースにあるでしょう?」と急いで言う。
でも、なかなか探せない母に、少しイラだちながらも「ほら、ここにあるじゃない!」と、結局探してあげる

余裕のない私と、ゆったりとした母
きっと、私が出かけた後も、同じ温かさで、私の散らかした茶碗を片付けて洗うのだろう・・

今、冬の朝に出かけて行く娘達の後ろ姿を見送りながら
そんな母と自分を重ねている