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親業訓練インストラクター 式場敬子 親業 親だって人間!

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先日、ある受講生の方が
「自分の子どもは、ずいぶんと回り道をしていたけれど、この子が持つ時間を過ごし、自分なりに歩みながら、その景色を見ながら成長をしてきたんだなぁ・・と気づきました」と
言われていました

確かに親はわが子に対しては
「もっと効率よく」を推薦して、成功へと導きたい思いがあります。

「やることを先にやっておいた方が良い。」
「次に何をするかを考えて準備をする。」
「時間に間に合うように行動をする。」など
生活の中では子どもに対しては気になることがいっぱいあります。

我が子が要領が悪かったり、生き方が不器用だったりすると
親はヤキモキしてしまいます

でも
ある日
その子の成長をこの目で確かめたとき
我が子の生きてきた道そのものを、自分の心と体全部で受け入れることができるのかもしれません








ある高校の図書室に勤務している方から聞いたお話です

図書の当番である生徒が、その日、約束の時間に遅刻してきました。

Aさん(図書室に勤務の人)「どうして遅れてきたの?」
Sさん(生徒)「面倒くさいから・・」

ここから想像できる会話のパターンは
Aさん「遅れてきて面倒くさいとは何だ!!
Sさん「はーすみません・・・」
となるかもしれません。

AさんはSさんの「面倒くさい」という言葉の裏には、違う感情があるのではないかと気づきました。
そこで・・・

Aさん「面倒くさい・・・その言葉だけだと何が面倒くさいのかがよくわからないよ。」と、
相手を責めずに自分の正直な思いを伝えたところ
Sさん「調理実習があって・・・自分はアレルギーがあって食べられないものがあったから、調理実習の片付けの後に家から持ってきたものを食べていたんです
Aさん「なんだ、そうだったんだ・・

Aさんはその後、Sさんに
・「面倒くさい」だけだと相手からの誤解を招き、自分が損をすること。
・理由があるのだったら、今日のように言葉で伝えることが大事であること。
・そうすると、相手にもわかってもらえること。
など、社会では当たり前と思われていることであっても、真剣に伝えたそうです。

Sさんは涙ぐみながら聞いていたことから、「この生徒は、大人が自分のためを思って向き合ってくれる体験がないままだったのか・・・」と
驚いたそうです。

自分のために一生懸命になってくれる人がいる。
それだけで救われるのかもしれません

日常が一番安心できる?

 | 2020-01-07 | 
年末年始の、いつもとは違う時間が流れて
今週からはいつもの日常が始まりました

でもなぜか
この「いつもと同じ」が妙に落ち着きます・・・

毎日同じルーチンは
退屈なことではなく
実は心が安定するものなのかもしれない・・・

昔、伯母が
「世の中がいつも通りになって、女もほっと一息小正月」というような句を詠んでいたことを思い出します
長女が1歳になったときから書き始めたメッセージノートがあります。
3人の子ども達にも、お誕生日ごとにメッセージを書いてきました

最初はミッキーマウスを見ると体をゆらしたとか、ぬれタオルが好きとか
今年のプレゼントに夢中になっていることだったり
そして園生活、学校での活躍
挫折、悔しいことがあり、
受験もあり(反抗期もあり
一人暮らしもあり
自分の人生を生きていることへ、私からの変わらない思いがつづられています。

いつの間にか大きくなった次世代の人たち
昔の写真を見る私は、その時の記憶のままだったりします



小学校の就学時健診時に行っている親業ミニ講演会も終盤となってきました

健診から戻ってくると、どのお子さんも、待っていたお母さん(お父さん、お祖父様やお祖母様もいらっしゃいます)のところへ
ぱーーっと駆け寄って行きます
そして嬉しそうです

子どもさんの飛び跳ねるような満面の笑顔から
待っているお家の人がいるのって嬉しいんだな安心なんだなって
私までほのぼのとした気持ちになります

私が子どもをお迎えするときはどうだっただろう・・・
「帰ったらまずあれしてこれして」と、次のことで頭がいっぱいだったかも・・・

自分と母の記憶はどうだったかなぁ・・・
ずーっと昔、母が教習所に通っていたとき、保育室に預けられて、母が迎えに来たときのことはぼんやり覚えています。
やっぱり安心したんだろうな・・・